髙木 丈也(TAKAGI Takeya)
テレホンカードの使用が開始され、「窓際のトットちゃん」が爆発的な人気を博した年に東京で生まれる。趣味は、語学学習(中、越、露、伊、名古屋弁など)、鉄道車両の撮影、(対照言語学にinteractionやpersonalizationを取り入れた)教材作成、マイレージ研究、ワイドショー談義、大学受験分析、沖縄舞踊など。
☆専門分野
朝鮮語学、方言学、談話分析
☆2025年度の担当科目
朝鮮語インテンシブ1KA, 朝鮮語インテンシブ1KB 朝鮮語インテンシブ2KA, 朝鮮語ベーシック1KA, 朝鮮語ベーシック1KB, 韓国地域論, 韓国文化論, 修士研究会, 研究会(朝鮮の文化・社会), 研究会(言語研究のインターフェース), アカデミックプロジェクト(コリアン・スタディーズ)
☆学歴
2001年04月 東京外国語大学 外国語学部 東南アジア課程 ベトナム語専攻 入学
2002年03月 同 退学
2002年04月 東京外国語大学 外国語学部 東アジア課程 朝鮮語専攻 入学
2006年03月 同 卒業(学士(言語・地域文化))
2006年04月 東京大学大学院 修士課程 人文社会系研究科 韓国朝鮮文化研究専攻 入学
2008年03月 同 修了(修士(文学))
2008年04月 東京大学大学院 博士課程 人文社会系研究科 韓国朝鮮文化研究専攻 入学
2014年04月 同 修了(博士(文学))
☆職歴
2009年04月 文化外国語専門学校 国際通訳翻訳科 非常勤講師(~2011年3月)
2010年04月 駿台法律経済専門学校 法律実務学科 非常勤講師(~2013年3月)
2011年11月 東京工業高等専門学校 非常勤講師(~2014年3月)
2012年04月 早稲田大学 日本語教育研究センター インストラクター(非常勤)(~2015年3月)
2013年10月 電気通信大学 非常勤講師(~2016年3月)
2014年04月 神田外語大学 非常勤講師(~2016年3月)
2014年04月 慶應義塾大学 非常勤講師(~2016年3月)
2014年04月 昭和女子大学 非常勤講師(~2016年3月)
2014年04月 芝浦工業大学 非常勤講師(~2016年3月)
2015年04月 東京大学 人文社会系研究科 研究員(~2016年3月)
2015年04月 跡見学園女子大学 兼任講師(~2019年3月)
2016年04月 慶應義塾大学 総合政策学部 専任講師(有期)(~2019年3月)
2019年04月 慶應義塾大学 総合政策学部 専任講師
慶應義塾大学 政策・メディア研究科委員 (~現在)
☆主要著書
『そこまで知ってる!?
ネイティブも驚く韓国語表現300』
(髙木丈也、アルク、2009年11月、175頁)
一般に韓国語学習書では扱われないが、日常生活で多用される実用的な韓国語フレーズを300紹介した書籍。初級後半期以降の学習者を想定しており、各フレーズには使用場面や使用上の注意、例文、単語の注釈を付した。 ISBN: 9784757418141
『中国語・韓国語 ホテル会話ハンドブック』
(日本ホテル協会、2010年12月、67頁)
日本ホテル協会加盟各社における社員研修用に作成された中国語・韓国語教材。外国人観光客へのおもてなしに必要な118の会話と68の基礎単語を収録。特にホテルでの接客場面に焦点を当て、チェックイン/アウト、客室への案内、客室番号の案内などの表現を紹介。※三橋亜紀と共同監修。
『中国語・韓国語 ホテル会話 CD』
(日本ホテル協会、2011年8月、41分)
日本ホテル協会加盟各社における社員研修用に作成された『中国語・韓国語ホテル会話ハンドブック』(上記項目)に準拠したCD。企画、構成、台本作成などに参加。
※長山博之氏と共同で監修。
『日本語と朝鮮語の談話における形式と機能の関係
-中途終了発話文の出現を中心に-』
(髙木丈也、三元社、2018年12月、270頁)
談話に特徴的な発話形式に注目し、日本語と朝鮮語の差異に迫った研究書。発話機能、談話構成と発話文生成メカニズム、発話連鎖、話者の意識など多角的な分析を通じて既存の文法研究では明らかにされてこなかった、ありのままのことばの姿、コミュニケーションの実態を記述した。 ISBN: 9784883034734 ※出版社HPへのリンク
【連載】『まいにちハングル講座』
(髙木丈也、NHK出版、2019年4月号~、毎号6頁)
NHKラジオ講座テキスト(月刊誌)に「目指せ合格!ハングル検定~合格のカギ~」と題する連載を担当。ハングル能力検定試験 5、4級対策として、文字と発音、語彙、 文法、会話、読解の領域をオリジナルの問題演習形式で解説。過去問題を徹底的に分析し、特に学習者が 間違いやすい部分については、コラムを設けて詳細に解説。
雑誌コード:0927712 ※出版社HPへのリンク
『中国朝鮮族の言語使用と意識』
(髙木丈也、くろしお出版、2019年11月、352頁)
中国東北地方に住む中国朝鮮族の言語と使用意識について、筆者が2014年以降、独自に行った調査をもとに記述言語学的・社会言語学的観点から分析を行った研究書。平成30年度新村出記念財団、刊行助成を受けて刊行。ISBN: 9784874248195 ※出版社HPへのリンク
『ハングル ハングルⅡ 한글 한 그루Ⅱ』
(髙木丈也、金泰仁、朝日出版社、2021年1月、225頁)
中級レベルの文型、語彙、会話、作文、リスニング学習を幅広く網羅している。本書と連動したウェブ単語学習教材『Quizlet』、音声教材も同時制作し、HPで公開した。
ISBN: 9784255556819 ※出版社HPへのリンク
『慶大の超人気授業が本になった!
本当によくわかる 韓国語初級』
(髙木丈也、KADOKAWA、2021年11月、288頁)
初級韓国語のマスターに必要なポイントを(1)文字と発音、(2)体言を使った基本表現、(3)用言の活用と基本表現の3パートに整理し、効率よく学習する書籍。普段、大学で授業をしていて、学生からよく質問される点をわかりやすく解説。
ISBN:9784048971188 ※出版社HPへのリンク
『アジア・太平洋における日本語の過去と現在』
(今村圭介、ダニエル・ロング編、共著、
ひつじ書房、2021年11月、448頁)
第15章「韓国語・朝鮮語における日本語借用語」を李舜炯氏と共同執筆。欧米語から日本語を経て韓国語・朝鮮語に流入した二次借用語が、1930年代から現代に至るまで、いかなる使用変遷を見せてきたかを「表記法」という観点から分析した。
ISBN:9784823410987 ※出版社HPへのリンク
『ダイアローグで身につける
韓国語の言い回し・慣用表現350』
(髙木丈也・金周祥、徐旻廷共著、ベレ出版、2022年5月、368頁)
「心を置く」「目が抜けるように」「ホットク屋に火が出たようだ」など日本語の直訳からはイメージしずらい韓国語の慣用表現を350取り上げ、4行程度の会話例(直訳付き)、単語の注釈とともに提示。各項目に慣用句をイメージしやすいイラストも付されているため、効果的に楽しく学習できる。 ISBN:9784860646882 ※出版社HPへのリンク
『一招秒懂 韓語慣用表達350』
(髙木丈也・金周祥、徐旻廷共著、衆文図書(台湾)、2024年1月、368頁)
『ダイアローグで身につける 韓国語の言い回し・慣用表現350』の台湾バージョン。基本的に日本語版と同じコンセプトで学ぶことができるように編集されている。 ISBN:9789575326432
『北朝鮮を解剖する 政治・経済から芸術文化まで』
(礒﨑敦仁編、共著、慶應義塾大学出版会、2024年11月、240頁)
第Ⅱ部 第8章「北朝鮮の朝鮮語教科書に現れた言語的特徴」を執筆。『혼자서 배울수 있는 조선말(1)(2)』(朝鮮出版物輸出入社、2015)にみられる言語的特徴を表記、語彙、文法、文化語、思想といった観点から整理し、北朝鮮における言語・社会政策が言語教育にどのように反映されているかを考察した。慶應義塾大学 東アジア研究所叢書として刊行。 ISBN:9784766429961 ※出版社HPへのリンク
『まちを巡って楽しく学ぶ韓国語文法』
(髙木丈也・高槿旭、IBCパブリッシング、2025年1月、208頁)
韓国全土を旅するスキットをもとに韓国語の初級文法(「ハングル」能力検定4級程度)を整理する本。各地の文化・観光情報について学びながら、韓国語圏の多様性を感じられるように工夫されている。旅行単語や旅のフレーズ、アナウンス、方言などに関しても紹介。
ISBN:9784794608604 ※出版社HPへのリンク
☆主要な資金獲得歴
▷個人で獲得したもの
①「日本語と朝鮮語の中途終了発話文-生起要因、機能を中心に-」松下幸之助記念財団 研究助成 松下幸之助記念財団 2010年度(500,000円)
②「朝鮮語延辺方言における発話文生成の研究」科研費 研究活動スタート支援 日本学術振興会 2015, 2016年度(2,600,000円)
③ICKL20(The 20th Meeting of the Inter-national Circle of Korean Linguistics)での口頭発表に関わる出張補助 平成29年度 小泉基金(国外出張補助) 慶應義塾大学 2017年度(228,000円)
④The 13th ISKS (International Society for Korean Studies) conferenceにおける口頭発表 湘南藤沢学会 研究助成基金 湘南藤沢学会 2017年度(214,860円)
⑤「移動と接触によるアイデンティティの変容-中国朝鮮族の言語使用と意識の分析から-」慶應義塾大学 学事振興資金 (個人研究) 特A 慶應義塾大学 2017年度(1,000,000円)
⑥「黒龍江省在住 朝鮮族のアイデンティティと文化-言語使用と意識に関する調査から-」福澤基金研究補助 慶應義塾大学 2018年度(680,000円)
⑦「在外朝鮮民族の言語使用と意識-集居地域の比較から-」科研費 若手研究 日本学術振興会 2018~2021年度(4,160,000円)
⑧東京大学 学術研究成果刊行助成 2018年度(850,000円)
⑨ 新村出財団 刊行助成 2018年度(500,000円)
⑩「在韓朝鮮族の言語使用と意識 ―ホスト国における多様な相互作用に注目して―」福澤基金研究補助 慶應義塾大学 2019年度(1,069,000円)
⑪「ハングルとレオナルドダヴィンチ」(ソウル大学 教授 金星奎氏 講演)小泉基金 国外からの招聘学者への謝金等補助(62,829円)
⑫「在韓越南移住者の言語使用と意識-現地化とアイデンティティという観点から ―」福澤基金研究補助 慶應義塾大学 2020年度(1,183,000円)
⑬「言語と地域研究-日本研究者である私と日本語-」(ソウル大学 教授 金顕哲氏 講演)小泉基金 国外からの招聘学者への謝金等補助(50,000円)
⑭「在日コリアンの言語使用と意識、文化、アイデンティティ」慶應義塾大学 学事振興資金 (個人研究) 特A 慶應義塾大学 2021年度(1,000,000円)
⑮「日本と韓国の対外言語政策-第三国における非母語話者への教育を中心に-」科研費 日本学術振興会 2024~2027年度(4,550,000円)
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▷共同で獲得したもの
①「朝鮮語 インテンシブⅠ」(代表者:柳町功)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2017年度(800,000円)
②「多言語・多文化コミュニティにおけるフィールドワーク」(代表者:杉原由美)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2017年度(1,000,000円)
③「朝鮮語 インテンシブⅡ」(代表者:柳町功)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2018年度(720,000円)
④「多言語多文化共生社会」(代表者:アインゲル・アロツ)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2018年度(900,000円)
⑤「コリアン・スタディーズ」(代表者:柳町功)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2019年度(810,000円)
⑥「朝鮮語 インテンシブ1」(代表者:髙木丈也)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2019年度(670,000円)
⑦「多言語多文化共生社会」(代表者:馬場わかな)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2019年度(930,000円)
⑧「コリアン・スタディーズ」(代表者:柳町功)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2020年度(688,000円)
⑨「朝鮮民主主義人民共和国への新たな視座」(代表者:礒﨑敦仁)高橋産業経済研究財団 2021~2022年度(4,000,000円)
⑩「東アジアを中心とした諸地域における歴史実践とパブリック・ヒストリー」(代表者:田島英一)高橋産業経済研究財団 2021~2022年度(4,000,000円)
⑪「朝鮮語 インテンシブ1」(代表者:髙木丈也)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2021年度(670,000円)
⑫「朝鮮語 インテンシブ1・2」(代表者:髙木丈也)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2022年度(800,000円)
⑬「コリアン・スタディーズ」(代表者:柳町功)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2022年度(675,000円)
⑭「コリアン・スタディーズ」(代表者:柳町功)学術交流支援資金 慶應義塾大学(SFC研究所) 2024年度(785,000円)
☆論文
①髙木丈也(2012)「日本語と韓国語の談話におけるいわゆる「中途終了発話文」の出現とその機能」『社会言語科学』第15巻1号 pp.89-101、社会言語科学会[査読有]
②髙木丈也(2013)「日本語と韓国語の自然談話に現れる「くり返し発話」」『待遇コミュニケーション研究』第10号 pp.52-68、待遇コミュニケーション学会[査読有]
③髙木丈也(2013)「日本語と朝鮮語の自然談話における「情報要求」を表す「中途終了発話文」」『朝鮮語研究5』 pp.253-282、朝鮮語研究会[査読有]
④髙木丈也(2014)「日本語と韓国語の談話における発話文生成メカニズム―「質問」を表す「中途終了発話文」を中心に―」『待遇コミュニケーション研究』第11号 pp.102-118、待遇コミュニケーション学会[査読有]
⑤髙木丈也(2015)「日本語話者と韓国語話者の「質問」発話生成に対する意識―談話データとの比較から―」『待遇コミュニケーション研究』第12号 pp.69-85、待遇コミュニケーション学会[査読有]
⑥髙木丈也(2015)「日本語と朝鮮語の談話における発話連鎖―「質問」と「応答」の連鎖を中心に―」『朝鮮学報』第235輯 pp.1-35、朝鮮学会[査読有]
※ 朝鮮学会研究奨励賞 受賞論文(2016年10月1日)
⑦髙木丈也(2015)「延辺地域朝鮮語における友人談話の発話形式―文末形式におけるソウル方言との比較から―」『韓国語学年報』第11号 pp.47-86、神田外語大学 韓国語学会[査読有]
⑧髙木丈也(2016)「遼寧省地域朝鮮語話者の言語意識―瀋陽市朝鮮族中学における質問紙調査の結果から―」『学苑』第905号 pp.32-40、昭和女子大学
⑨髙木丈也(2016)「遼寧省地域朝鮮語における友人談話の発話形式―基層方言との関係という観点から―」『朝鮮学報』第241輯 pp.29-66、朝鮮学会[査読有]
⑩髙木丈也(2017)「延辺地域朝鮮語の終止形語尾「-재」に関する一考察」『韓国朝鮮文化研究』第16号 pp.85-99、東京大学 韓国朝鮮文化研究室
⑪髙木丈也(2017)「延辺地域朝鮮語の談話における文末形式―親疎関係、話者の属性による差異に注目して―」『言語研究』第152号 pp.117-128、日本言語学会[査読有]
⑫髙木丈也(2018)「延辺地域語の待遇法体系と終止形語尾」『韓国語教育論講座 第3巻』pp.319-333
⑬髙木丈也(2018)「Language Use and Awareness of 4th and 5th Generation Ethnic Koreans in China: A Survey Analysis」『韓国朝鮮文化研究』第17号 pp.101-121、東京大学 韓国朝鮮文化研究室
⑭髙木丈也(2018)「在外朝鮮族の言語使用と意識-中国 広東省と韓国 京畿道在住者の比較から-」『コミュニケーション文化』第12号 pp.10-22、跡見学園女子大学
⑮髙木丈也(2018)「中国朝鮮族高校生の朝鮮語書きことばに関する一考察」『慶應義塾 外国語教育研究』第14号 pp.27-41、慶應義塾大学 外国語教育研究センター[査読有]※研究ノート
⑯髙木丈也(2018)「遼寧省朝鮮語における中老年層談話の発話形式―終止形語尾の出現に注目して―」『朝鮮学報』第247輯 pp.45-74、朝鮮学会[査読有]
⑰髙木丈也(2018)「중국조선어 화자와 한국어 화자의 접촉 장면 담화의 특징」(邦題:中国朝鮮語話者と韓国語話者の接触場面談話の特徴)『중국조선어문』(中国朝鮮語文)2018-4号 pp.10-18、동북3성조선어문협의령도소조(東北3省朝鮮語文協議領導小組)[査読有]
⑱髙木丈也(2019)「黒龍江省朝鮮語話者の言語使用と意識-哈爾浜市朝鮮族中学校、高校における質問紙調査の結果から-」『韓国朝鮮文化研究』第18号、pp.61-78、東京大学 韓国朝鮮文化研究室
⑲髙木丈也(2019)「ハイブリッド言語としての黒龍江省朝鮮語―尚志市在住 移住4、5世の談話分析から―」『朝鮮学報』第253輯 pp.71-114、朝鮮学会[査読有]
⑳髙木丈也(2020)「中国 朝鮮族高校における民族教育の現状-東北3省の比較から-」『KEIO SFC JOURNAL』第19巻2号 pp.62-80、湘南藤沢学会[査読有]
㉑髙木丈也(2020)「재한 조선족의 담화분석」(邦題:在韓朝鮮族の談話分析)『중국조선어문』(中国朝鮮語文)2020-3号 pp.16-26、동북3성조선어문협의령도소조(東北3省朝鮮語文協議領導小組)[査読有]
㉒李舜炯、髙木丈也(2021)「韓国語・朝鮮語における日本語借用語-二次借用語の使用を中心に-」今村圭介・ロング, ダニエル編『アジア・太平洋における日本語の過去と現在』ひつじ書房
㉓髙木丈也(2022)「ウズベキスタン、カザフスタンにおける韓国語教育」『慶應義塾 外国語教育研究』第18号 pp.91-101、慶應義塾大学 外国語教育研究センター[査読有]※研究ノート
㉔髙木丈也(2023)「朝鮮民族と言語、そして政策」宮代康丈、山本薫編『シリーズ 総合政策学をひらく 言語文化とコミュニケーション』pp.77-81 慶應義塾大学出版会 ※コラム
㉕髙木丈也(2024)「北朝鮮の朝鮮語教科書に現れた言語的特徴」礒﨑敦仁編『北朝鮮を解剖する 政治・経済から芸術・文化まで』慶應義塾大学出版会
㉖髙木丈也、柳町功、徐旻廷(2025:forthcoming)「朝鮮語を学び、使い、朝鮮語で世界を見るということ-SFC朝鮮語研究室の教育実践を例に-」『KEIO SFC JOURNAL』第24巻 2号、SFC学会
※以下、今後の公開予定をいくつか
髙木丈也「在米コリアンの言語使用と意識に関する予備的調査」
髙木丈也「高麗人の言語使用と意識-ウズベキスタン、カザフスタンにおける調査から-」
☆エッセイ
*緑字の部分をクリックすると、記事をお読みいただけます。
①髙木丈也(2018)「半学半教:朝鮮民族を知り、世界を知る、日本を知る」『塾』SPRING2018 No.298 pp.25、慶應義塾
②髙木丈也(2020)「世界の朝鮮民族、見聞録」『祝杯』No.15 pp.19-24、宮塚コリア研究所
③髙木丈也(2021)「韓国文化・社会の現場から 第1回 キムチ 김치」ベレ出版 語学編集部note
④髙木丈也(2021)「韓国文化・社会の現場から 第2回 地下鉄 지하철」ベレ出版 語学編集部note
⑤髙木丈也(2021)「韓国文化・社会の現場から 第3回 こんにちは 안녕하세요?」ベレ出版 語学編集部note
⑥髙木丈也(2021)「韓国文化・社会の現場から 第4回 私たち 우리」ベレ出版 語学編集部note
⑦髙木丈也(2024)「韓国語圏 フィールドワークの世界 第1回 学生との韓国フィールドワーク」ベレ出版 語学編集部note
⑧髙木丈也(2024)「韓国語圏 フィールドワークの世界 第2回 私の韓国語圏フィールドワーク①:アメリカ合衆国」ベレ出版 語学編集部note
⑨髙木丈也(2024)「韓国語圏 フィールドワークの世界 第3回 私の韓国語圏フィールドワーク②:中華人民共和国」ベレ出版 語学編集部note
⑩髙木丈也(2024)「韓国語圏 フィールドワークの世界 第4回 私の韓国語圏フィールドワーク③:旧ソ連地域」ベレ出版 語学編集部note
⑪髙木丈也(2024)「韓国語圏 フィールドワークの世界 第4回 私の韓国語圏フィールドワーク③:旧ソ連地域」ベレ出版 語学編集部note
⑫髙木丈也(2024)「私の推薦図書 No.13」『KEIO SFC REVIEW』pp.62-63、慶應SFC学会
⑬髙木丈也(2025:forthcoming)「髙木丈也(著者名がタイトルに代替)」『韓国・朝鮮の心を読む』pp.140-143、クオン
☆翻訳
①髙木丈也(2018)「絶滅危機のアルタイ言語の記録」(ソウル大学 金周源先生)『韓国語教育論講座 第3巻』 pp.221-234、くろしお出版
②髙木丈也(2018)「仏教学者の管見から見えてくる「ハングル」」(延世大学 辛奎卓先生)『韓国語教育論講座 第3巻』 pp.541-556、くろしお出版
☆口頭発表 (すべて単独で発表)
①「일본어와 한국어의 초면 담화에 나타나는 소위 ‘중도종료발화문’」(邦題:日本語と韓国語の初対面談話に現れるいわゆる「中途終了発話文」)東京韓国語学学術大会(東京大学本郷キャンパス)、2008年10月
②「日本語と朝鮮語の談話における「中途終了発話文」の出現とその機能」日本言語学会 第141回大会(東北大学川内北キャンパス)、2010年11月
③「日本語と朝鮮語の談話分析の視座」韓国朝鮮文化セミナー(東京大学本郷キャンパス)、2014年1月
④「朝鮮語を研究しています-私の研究と教育-」アゴラ(慶應義塾大学)、2016年5月
⑤「延辺地域朝鮮語における文末形式の社会言語学的研究」第67回 朝鮮学会大会(天理大学)、2016年10月
⑥「Forms of utterance during Korean discourse in northern area of Yalu River between middle and advanced age persons 압록강 이북지역의 중노년층 담화에 나타나는 발화형식의 특징-종결어미의 출현에 주목하여-」(邦題:鴨緑江以北地域の中老年層談話における発話形式の特徴-終止形語尾の出現に注目して-)ICKL20(ヘルシンキ大学)、2017年6月
⑦「중국 조선족 4, 5세의 언어사용과 언어의식」(邦題:中国朝鮮族4,5世の言語使用と言語意識)国際高麗学会 第13回 コリア学国際学術討論会 The 13th ISKS (International Society for Korean Studies) conference (オークランド大学)、2017年8月
⑧「중국조선어 화자와 서울방언 화자의 접촉 장면 담화의 특징」(邦題:中国朝鮮語話者とソウル方言話者の接触場面談話の特徴)中国韓国(朝鮮)語教育研究学会 国際学術大会2017 中国韓国語教育発展フォーラム (復旦大学)、2017年11月
⑨「재외조선족의 언어사용과 의식-북경시, 광동성, 경기도 거주자의 비교를 중심으로-」(邦題:在外朝鮮族の言語使用と意識-北京市、広東省、京畿道居住者の比較を中心に-)中国韓国(朝鮮)語教育研究学会 国際学術大会2018 中国韓国語教育発展フォーラム (延辺大学)、2018年7月
⑩ 「中国 朝鮮族高校における民族教育の現状-東北3省の比較から-」朝鮮語教育学会 第79回例会(京都女子大学)2018年9月
⑪ 「ハイブリッド言語としての黒龍江省朝鮮語」日本言語学会 第157回大会(京都大学)2018年11月
⑫「재한 조선족의 담화분석」(邦題:在韓朝鮮族の談話分析)第16回 韓国方言学会 全国学術大会(ソウル大学)、2019年6月
⑬「중국 조선족 4,5세의 언어사용과 의식-집거 지역과 비집거 지역의 비교를 중심으로-」(邦題:中国朝鮮族4,5世の言語使用と意識-集住地域と非集住地域の比較を中心に-)中国韓国(朝鮮)語教育研究学会 国際学術大会2019 中国韓国語教育発展フォーラム(大連民族大学)、2019年7月
⑭「흑룡강성 조선어 중노년층 담화의 발화형식-기층방언의 출현에 주목하여-」(邦題:黒龍江省朝鮮語 中老年層談話の発話形式-基層方言の出現に注目して-)国際高麗学会 第14回 コリア学国際学術討論会 The 14th ISKS (International Society for Korean Studies) conference (カレル大学)、2019年8月
⑮「コロナ禍におけるオンライン授業の事例報告およびディスカッション(話題提供)」朝鮮語教育学会 第85回例会(京都女子大学)2020年9月
⑯「NIS諸国における韓国語教育の現状」朝鮮語教育学会 第86回例会(オンライン)2021年3月
⑰「재일 코리안의 언어사용과 의식」(邦題:在日コリアンの言語使用と意識)国際高麗学会 第15回 コリア学国際学術討論会 The 15th ISKS (International Society for Korean Studies) conference (大阪公立大学)、2022年8月
⑱「学部インテンシブコースにおける朝鮮語教育」朝鮮語教育学会 第96回例会(東京外国語大学)2024年6月 *徐旻廷との共同発表
☆現在、準備中の論文や本
論文
・ベトナムにおける日本語教育と韓国語教育(科研費)
・在日コリアンのアイデンティティ(国際共同研究を推進中)
本(全て仮題)
・動詞フレーズ本(単著)現在、再校中
・韓国語で旅しよう(共著、筆頭著者)2025年春刊行予定
・直訳禁止令(単著)出版社にて準備中
・漢字語本(単著)
・上級語彙本(単著)
☆学位論文
・修士学位論文
「日本語と朝鮮語の中途終了発話文」東京大学大学院人文社会系研究科、2008年3月
・博士学位論文
「日本語と朝鮮語の談話における文末形式と機能の関係‐中途終了発話文の出現を中心に‐」東京大学大学院人文社会系研究科 、2014年4月
☆その他の主要業績
①2006年度第8回東京大学コリア・コロキュアム「中世韓国語の形態論と声調」(李賢熙・ソウル大学教授)日本語、朝鮮語通訳、2007年1月
②『標準日韓・韓日コンパクト辞典』(朱信源編著、白帝社)日本語・朝鮮語校正、2008年3月
③『架け橋 中級表現編』(生越直樹著、白帝社)文法索引 作成、2009年4月
④第3回 PESETO(北京大学・ソウル大学・東京大学)人文会議「東アジア諸文化における翻訳:その歴史的・今日的意義」日本語・朝鮮語 通訳、2012年3月
☆所属学会など
日本言語学会、朝鮮語研究会、朝鮮学会、湘南藤沢学会、国際高麗学会、韓国方言学会、朝鮮語教育学会、韓国日本語学会(理事)